Japonisme in Design Practice in LONDON 開催
KATAGAMIのシンポジウムは本日開催です。
平成30年4月10日ロンドンにて型紙の研究考察発表会が開催されます。
19世紀後半、かなり多くの型紙(伊勢型紙)が浮世絵などと共に海を渡り
欧米に輸出されました。
その芸術的影響はとても大きく、彼の地の人々の大きな関心を集め
のちのアールヌーボーやアーツ&クラフツなどの芸術運動の引き金となりました。
Museum of Domestic Design & Architecture 通称 MoDAのこのプロジェクト
実に、1年以上を掛けて、英国に現存する多くの型紙の調査や根本となる日本での取材などを経て
シンポジウムが開催されています。
弊社としても、この取り組みに取材などを通して、少しでも関わる事が出来て幸甚に感じています。
この後の展開に大いに期待。
そして、大切なのは【この取り組みが今回のみではなく、今後も継続していく事業】である事です。
ヨーロッパでは型紙への関心はとても高く、その様子は日本国内よりも盛り上がっています。
私たち伊勢型紙の事業者は、もっと明るい将来を見つめていかなければならないと感じています。
—-以下、主催者よりの弁を引用—–
このシンポジウムには、MoDAのプロジェクトに参加した関係者と、他の多くの機関の研究者が参加します。
着物の染めに使用される日本の型紙や、その他の日本製品が、現代の工芸や産業に影響し、
19世紀と20世紀のデザイナーやメーカーにどのように影響を与えたかを探求します。
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